Victure M3 使用感レビュー 音質は良好、操作も簡単なお手軽オーディオプレーヤー

今回は中国のVicture社が販売するデジタルオーディオプレーヤー「M3」を実際に使用してみた感想を書いていきたいと思います。
購入を検討されている方のご参考になれば幸いです。

先に結論から申し上げますと、手頃な価格のミュージックプレーヤーをお探しの方にはおすすめできる製品です。
特に、シンプルにわかりやすく使えて、音楽が聴ければオッケーということであれば試す価値はあると思います。
(ただしBluetoothイヤホンの使用はあまり期待しない方が良いでしょう)

今回私がこの機種を選んだのは自分で使うためではなく、高齢の父のためでした。病気で長期入院することになり、暇つぶしにとタブレットを渡したのですがいまいち使い方になじめなかったようで、もっと簡単に操作できるものを探して「M3」に辿り着きました。

最大の決め手はボリューム調整がわかりやすいという点でした。他機種によくある「ボリュームボタンを長押しして画面が変わったらボリュームを調節する」という行程でつまずくのではないかという心配があったためです。

その他、操作感や音質などのレビューも含め、どのような製品なのかをお伝えしていきたいと思います。
一通り動かしてみた動画もございますので、よろしければご覧になってみてくださいね。

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価格と評判、全体的な感想

現在の価格は下記の通りとなっています。

激安とまでは言えませんが、有名メーカーの高級機に比べれば大変手ごろな価格です。

評価も良いものが多い印象です。すぐ壊れたというレビューが幾つか見られるのは確かですが、連絡したらすぐに対応してくれたというレビューもありますし、しっかりサポートしますよというメーカーの意気込みも感じられます。

なお商品名に「合金製」とありますが、本体はプラスティック製のように思われます。どの部分に合金が使われているのかは不明です。

実際に使ってみた感想

父に渡す前に音楽を入れる必要があり、そのついでに一通り触ってみました。

中国製ですが日本語を含め多数の言語での表示が可能です。たまに日本語が怪しいのはご愛敬ですw

64GBまでのmicroSDカードに対応しているとのことです。手元に空きのSDカードがなかったので試すことができなかったのですが、認識しなかったというようなレビューは見当たらないので問題なく使えるのでしょう。
SDカードを利用しなくても8GBの内蔵メモリを搭載していますので、MP3形式のファイルであれば数百曲は余裕で入ります。

本体の背面にクリップがついているので、服やバッグなどに挟んで持ち歩くこともできます。運動をしながら聴いているというレビューもありましたので、そういった目的の方にもおすすめできそうです。

音質は悪くない、というか思っていたよりもずっと良いです。(正確に言うと、デフォルトの状態では少し微妙でしたが、イコライザーを使うと良くなりました)
さすがにきちんとしたオーディオ機器に比べれば劣りますが、スマホのデフォルトのプレーヤーに引けを取らないくらいの音質で、ながらで気楽に音楽を聴く用途であれば十分だと思います。イコライザ機能もあるので、曲のジャンルや気分によって音質をある程度コントロールすることもできます。

Bluetooth機能を搭載しており、対応したイヤホンなどをペアリングすれば利用することができます。
しかし、Bluetoothモードになった途端に使い勝手が悪くなってしまうため、私としては有線イヤホンでの使用をおすすめします。
どうしてもBluetoothイヤホンが使いたいという場合は他の機種を検討した方が良いでしょう。

FMラジオがついていますが、自分の地域の放送局に周波数を合わせてみても受信することはできませんでした。
受信に必要らしいイヤホンや場所によって違うのかもしれませんが、ラジオ機能はないものとして考えておいた方が良さそうです。

一応ムービーや画像を見ることもできますが、そういった用途にはスマホかiPod touchなどの方が向いているのではないでしょうか。

その他、歩数計の機能やICレコーダー機能、電子ブック機能もついています。あまり本格的に試していないのですが、もしそういった用途が必要なら専用の機器を選んだ方が良いと思います。

総評すると、この機種はあくまで音楽を聴くためのものだと感じました。特に、複雑な操作に難がありそうな高齢の方などにも使いやすい部類に入るのではないかと思います。
気軽に何かしながら音楽を聴きたい、スマホで音楽を聴くとバッテリーが気になるので専用のプレーヤーがほしい、という方などにおすすめできる製品です。

先ほども述べたように、Bluetoothイヤホンを使用したい場合はおすすめできませんので他機種を検討した方が良いでしょう。
その他、音楽を聴く以外の機能を重視する場合もそれ専用の機器、あるいはスマホなどの使用を検討した方が良さそうです。

同梱物、本体の概要など

こちらがパッケージです。
価格ほど安っぽい感じはしません。

同梱物は写真のとおりです。
本体、取扱説明書、イヤホン、パソコンなどと接続するためのUSBケーブルとなります。

本体の大きさは写真のように、単3電池や一般的な目薬の容器と同じくらいのサイズ感となります。厚みもそれほどありません。

電源ボタンとイヤホンジャックは本体上部にあります。(接続しているイヤホンは付属品ではありません)

本体右側にはボリュームボタンとmicroSDカードのスロットがあります。
背面にクリップがついているので便利ですね。

USBケーブルを接続する端子は本体下にあります。反対側にプラグがついていますが、これは別売りの充電用アダプターで、下記の製品になります。

充電について

充電はUSBケーブルでパソコンにつなぐだけでできますが、上記のように別売りのアダプターを使えばコンセントから充電することもできます。
購入後にメーカーから届いたメールによると、アダプターは「5V 1A / 2A」の製品を使用することが推奨されています。(上記のアダプターは5V 1Aです)

実際に動かしてみた動画

実際に「M3」を動かした動画を撮ってみました。
音質をお伝えできないのが残念ですが、一通りの機能を試していますので、ご参考までに。

基本的な使い方(音楽の入れ方、聴き方)

続いて基本的な使い方を解説していきたいと思います。
それほど難しいことはないので、覚えてしまえばすぐに扱えるようになるはずです。

音楽の入れ方

「M3」に音楽を入れる方法を解説します。
この作業にはパソコンと、転送するための音楽ファイルが必要です。
CDからパソコンに音楽を取り込む方法は割愛させていただきます。

対応しているファイル形式は、MP3・APE・FLAC、WAV、WMAとなっています。

付属のUSBケーブルで「M3」とパソコンを接続すると、このようなウィンドウが出てきます。表示されない場合はスタートメニューを右クリックして「エクスプローラー」を選択、「PC」を選択すると「デバイスとドライブ」の項目に「M3」が表示されていると思います。(Windows10の場合)

その「M3」の中にある「Music」フォルダの中に、お好きな音楽ファイルをドラッグ&ドロップ、あるいはコピー&ペーストすれば転送が始まります。
音楽ファイルがフォルダ毎に分けられている場合はフォルダをまるごと移せばOKですし、管理がしやすくなります。

転送が完了すれば音楽を聴けるようになりますが、ファイルによっては曲名やアルバムタイトルが正常に表示されなかったりする可能性がありますので、気になる場合は再度PCに接続し、手動で調整しましょう。

再生のしかた

トップメニューから「音楽」を選び決定ボタン(再生ボタン)を押すと選曲メニューが表示されます。
ちなみにトップメニューは左右のボタン(巻き戻しと早送りのボタン)で項目を選びます。

下層のメニューは上下ボタン(上はメニューボタン)で項目を選び、再生ボタンで決定します。
選曲方法はすべての曲から、あるいはアーティストやアルバム、ジャンルから選ぶことができます。
自分でプレイリストを作成することもできます。(1つのプレイリストにつき100曲まで)

アルバムなどから曲を選んで再生ボタンを押すとその曲が流れます。
もう一度押すと一時停止、早送りボタン(→)を短く1回押すと次の曲へ、押し続けると早送りとなり、巻き戻しボタン(←)を短く1回押すと前の曲へ、押し続けると巻き戻しとなります。

イコライザーを選ぶ

再生中にメニューボタン(再生ボタンの上のボタン)を押すとメニューが表示され、イコライザーを選ぶことができますので、色々試してみてください。
個人的なおすすめは「Rock」です。これだけで多くのジャンルに対応できる気がします。

Bluetooth機器との接続方法

「M3」はBluetooth4.0以上に対応しているので、Bluetoothイヤホンなどの機器を接続して使用することができます。

しかし、Bluetoothモードに入るとアルバムやアーティストから選曲できず、すべての曲から選ぶしかなくなるので、たくさんの曲を入れていると聴きたい曲を探すのが大変になります。
適当に垂れ流せば良いということであれば問題ありませんが、上記の点が気になる方は有線イヤホンを使用するか、他の機種を検討した方が良いでしょう。

ペアリング方法

ペアリングは一般的な機器と同様です。
見ていただいた方がわかりやすいと思うので動画を用意しました。

動画の製品の例では、先にイヤホン側をペアリングモードにして、次に「M3」から接続する機器を検索しています。

なお、機器の検索画面では上下ではなく左右のキーで機器を選ぶようになっているので注意が必要です。

ちなみに、この動画で使用しているイヤホンは下記のPZX社製品となります。

まとめ

今回はVicture社のデジタルオーディオプレーヤー「M3」をご紹介しました。
スマホがあれば必要ないかもしれませんが、スマホを持っていない方や、運動などでスマホを持ち歩きたくない場合、スマホのバッテリーを少しでも節約したい場合など、まだまだ活躍できるシーンは多いと思います。

純粋な音楽プレーヤーとして見ればおすすめできますので、有線イヤホンを使用するなら購入する価値は大いにあると思います。

なお、買ったばかりなので耐久性に関しては未知数です。気がついたことが出てくれば追記したいと思います。

今回の記事が購入を検討されている方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!