ホルスト:『惑星』 おすすめの名盤や無料試聴できる動画をご紹介

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イギリスが誇る作曲家ホルストの代表作と言えば『惑星』です。
「火星」から「海王星」まで、太陽系の惑星にちなんだ曲で構成される管弦楽組曲です。

普段クラシックを聴かない方にとっては、『惑星』という曲の存在を知っていてもメロディーはパッと思いつかないかもしれません。
「木星」は旋律も有名なので耳にしたことがあるという方も多いでしょう。

というわけで、今回はクラシック初心者にもおすすめの定番曲、ホルストの『惑星』についてご紹介していきたいと思います!

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曲データ

曲名:惑星(原題:The Planets)
作曲者:ギュスターヴ・ホルスト
ジャンル:管弦楽のための組曲

概要

『惑星』は1916年頃に作曲され、1918年に初演(非公式)されました。それぞれの曲は太陽系の惑星をモチーフにしていますが、これは占星術から影響を受けていると言われています。

世界的に人気のある『惑星』ですが、中でも母国イギリスでは同国を代表する楽曲として親しまれています。
「木星」の主題の一つに歌詞をつけた『I vow to thee, my country』もホルストによって編曲されたものであり、第一次世界大戦の戦没者追悼記念日(Remembrance Day, Poppy Day)などで演奏されています。

冥王星について

現代に生きる私たちは「冥王星は入ってないの?」と疑問に感じてしまいますが、冥王星が発見されたのは1930年であり、作曲当時はまだ見つかっていませんでした。
冥王星の発見を受け、ホルストも「冥王星」の曲を追加しようとしていたようですが、完成する前に亡くなってしまったということです。

その後、コリン・マシューズによって「冥王星」が加えられ、幾つかのCDも発売されましたが、2006年に冥王星は惑星から除外されてしまったため、ホルストの『惑星』に冥王星が含まれていないことも不自然ではなくなりました。

こんなところで使われたよ!

人気があるのは「火星」と「木星」で、アレンジされたりするのもその2曲が多い、というかその他の曲はあまり使われないようですね(^^;)

平原綾香:『Jupiter』


平原綾香さんのこの曲で「木星」あるいは『惑星』に興味を持たれた方も多いのではないでしょうか。
今なお愛され続ける名曲ですね。

ホルスト:『I vow to thee, my country』


さきほど紹介したホルスト自身の編曲で、「木星」のフレーズに歌詞をつけたものです。
動画はRemembrance dayの式典で演奏されたものですね。

Emerson, Lake & Powell:『Mars, the Bringer of War』


イギリスのプログレッシブバンドであるエマーソン・レイク・アンド・パウエルが「火星」をカヴァーしています。


使用例は他にもありますが、そのほとんどが「木星」の第4主題(例の旋律)を用いたものです。それほどまでに美しく、人の琴線に触れるメロディーということですね。

おすすめの名盤

演奏:シャルル・デュトワ/モントリオール交響楽団
録音:1986年
レーベル:UNIVERSAL CLASSICS(DECCA)

『惑星』の名盤は数多くあり人によっておすすめも異なるのですが、私が好きなのは上記のデュトワ/モントリオール響盤です。

少々軽いという意見もありますが、「火星」は適度に速く、「木星」はゆったり歌い上げていて、全体的に心地良く聴かせてくれるのが気に入っています。

ちなみに上記の盤には「冥王星」が含まれていません。
「冥王星」入りなら下記のラトル/ベルリン・フィル盤などいかがでしょうか。

視聴する

Maciej TARNOWSKI – dyrygent/conductor
Henryk WOJNAROWSKI – dyrektor chóru/choir director
Orkiestra i Chór Żeński Filharmonii Narodowej
Warsaw Philharmonic Orchestra & Female Choir
koncert zarejestrowano 27 listopada 2015 w sali koncertowej Filharmonii Narodowej
recorded at Warsaw Philharmonic Concert Hall, November 27, 2015

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